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「中津川に住もう!」
中津川に住もうスタッフ 2021年3月8日 月曜日
こんにちは。移住サポーターの田中浩子です。
まだまだ寒い朝晩。立派な霜柱が立っています。
田舎の人は食べものにうるさい。と思います。
高級食材やレストランなどにうるさいという意味ではありません。
味噌や豆腐といった基本的な食材。果物や野菜などの青果。
どこのが美味しい、いつのが美味しい。どうやって作ると美味しい。
そういったことが話題になることがとても多いです。
食べ物は心身を豊かにしてくれるものだから、食べものにうるさいということはとても大事なことだと感じます。
食べものは自然や季節と直結しているので、2月、3月あたりが収穫できる野菜がなくてバラエティに欠けてきます。
寒い地域なので、春一番に採れる葉物やエンドウなどは良くても4月末。
キャベツになると5月末までお預けです。
今の季節は豆などの乾物や、漬物などの保存食が主。
野菜は良くて芋類やだいぶ萎びてきた大根や白菜。
ひねて(古くなって)きた漬物を煮てみたり、切り干し大根を煮てみたりと色んな工夫をして食卓に並べます。
それでも
「あーーー、あんなに美味しかったお芋さんだけど、そろそろ飽きた・・・。
そろそろ緑の生き生きした味が食べたい!」
という気持ちになってきます。
春、待ち遠しい。山菜の強烈な味が恋しい・・・。
もちろん、現代のスーパーですからトマトだって、パイナップルだってあるわけですけどね。
やっぱり季節のものが美味しいから、冬に夏野菜は買いません。
意地といえばそうかもしれないけれど、地元の季節に体を合わせるからこそ季節の味に体が感動したりすると思います。
その感動するために、今は我慢の季節なんです。
冬の間は不在だった鳥たちが戻ってきて、とても賑やかな朝です。(冬の間はカラス、アオサギ、トンビ、タカぐらいしか見かけなかった)ビーチク、チュチュチュ、ピリリ!聞いてると気持ちが上がってくる!
ニンニクが育ってきて、根本にはじわっと草が生えてきました。さっそく草取り開始。通りがかりの人が畑を見て、私たちが何を取ったか分からないぐらいの大きさで草取り出来れば上々!
ま、分かってはいてもそのうちに草の成長スピードに負けるんですけど。
東濃地区は昔から村芝居である地歌舞伎が盛んな土地柄で、岐阜県の「岐阜の宝もの」に認定されており、今も各地区で行われています。
我が家の娘二人も小さい頃から毎年、地元の歌舞伎保存会で行われる歌舞伎公演に役者として参加しています。(ちなみに参加費は無料!)
加子母には築120年を超える「かしも明治座」(http://meijiza.jp)という芝居小屋があり、9月の第一日曜日に公演があります。
昨年から行われている「清流の国ぎふ 2020地歌舞伎勢揃い公演」で加子母歌舞伎保存会が出演します。我が家の次女も大人の役者さんに混じって出演です。演目は「絵本太功記十段目 尼崎閑居の場」で次女は初菊役です。私も後見(黒子です)で参加します。
チケットは既に配布終了していますが、YouTubeチャンネルでライブ配信されます。お時間がある方はぜひ。ぎふ清流文化プラザ (https://www.seiryu-plaza.jp/schedule/event.php?id=1394)
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