加子母地域
加子母地区は、市の中心地から車でおよそ40分、約40キロ離れた最北端に位置し、美濃・飛騨・信州国境の三角頂点に位置しています。北側には下呂温泉で有名な下呂市、左側は長野県大滝村、西側は加茂郡東白川村に接し、約1000世帯人口約2600人の集落です。
四季折々の彩に染まる山に囲まれ、木曽川水系の付知川、白川の2本の川の源流域で、昔から豊富な山林資源があったことから、江戸時代は尾張徳川藩の飛地領であった歴史もあり、これまでも法隆寺金堂、明治神宮、皇居、姫路城など歴史的建造物の修復にも加子母のヒノキが使われてきました。現在も20年に一度執り行われる伊勢神宮式年遷宮の御用材は、加子母裏木曽国有林から伐り出されています。
また、先人の努力によって守り育てられた加子母の森林は、優良な「東濃ひのき」の産地として知られ、優れた木材と飛騨の匠の流れをくむ職人たちの手によって造られる家は「加子母の産直住宅」として全国に展開しています。
冷涼で気候と豊かな自然環境を生かした農業も盛んで、トマトや飛騨牛などの産地としても知られています。
水無神社
水無神社の例大祭はからくり人形を乗せた高さ8メートルもある2台の山車を、2本の大綱で参道入口から約80メートル離れた境内、あで曳き上げます。別名「けんか祭り」とも呼ばれ、厄年と還暦の男性がぶつかり合ったり、縄を絡め合ったりしながら曳く、勇壮な「山車曳(やまひ)き」が見物です。前日に行われる宵祭は、伝統の獅子舞・神楽が奉納されます。
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明治座(地歌舞伎)
毎年9月に地歌舞伎公演が行われ各地から多くの地歌舞伎ファンが訪れます。
地域の人たちによって伝統芸能として引き継がれています。 -
御神木伐採式
加子母裏木曽国有林にある「木曽ヒノキ備林」は、伊勢神宮の御杣山として古くから御神木を産出しています。
伊勢神宮の御用材等の大径木伐り出しの際には杣夫が「三ツ緒伐(みつおぎり)」と呼ばれる伝統的な伐採方法で伐り出します。 -
森林組合の木材市
月に2回、出荷された原木の市が行われます。
良質なヒノキの産地にふさわしい活発な市が開かれています。 -
加子母のトマト
7月~10月にかけて収穫される夏秋のトマト。
美味しさはこの土地の風土。加子母の綺麗な水、綺麗な空気がこのトマトの味を作っています。
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