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2024年3月末(外国人含)

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中津川市に住もう

「樹」に携わり、「最前線で生きる」人たち

中津川に住もうスタッフ 2021年7月30日 金曜日

こんにちは、工房KOHARU代表、里山古民家キャンプ宿KOHARU施設、雑用、草刈りおじさんのサポーターの大畑です。

 

7月のブログは自分の担当で、2回もアップしなくてはならないのですが、、今日は29日。。

昔から夏休みの宿題も、あれもこれもギリギリになってしまい、リノベーションも6年近くかかった次第です。

 

梅雨明けもして、夏!真っ盛り? 夕方前からのまあまあの豪雨?夕立?が恒例となりつつあるここ川上にもそんな夏が来ました。

 

 

 

雨の後の夕暮れの川上です、悪くない。

 

さて先日、我がキャンプ宿を、なかなかのコアな方々にご利用していただきました。

 

二泊三日での『ツリークライミング』で日本中から集まった面々です。

坂下のある場所でやるので見学来てくださいって!

で妻と行きました。初めて見ましたよ、もう少し若かったらやりたかった、、、、

 

 

 

タイムトライアルをやっていました。すげえです、マジやばいです。

マジリスペクトっす。

キャンプ宿でくつろぐ朝のコアな面々です。

 

道具もかっこいいです。カスタムなんかもしていました!

 

 

この方達、林業、造園、、、いろいろみたいでしたが、皆さん「樹」にかかわり「自然」が好きな人たち。

そして「樹」に携わり、屁理屈なし、言い訳なしで 「最前線で生きる」人たちです。

 

このブログを見ている皆さんも、「ウッドショック」という言葉聞いたことがあるかと思います。

日本のいわゆる建築材料の木材の大半、7割以上が海外、いわゆる「外材」が占めています。

コロナの影響もあり、海外からの供給不足、値段の高騰。値段の高さだけではなく、木材自体が不足している状態です。

このブログの冒頭の写真でもわかるように、日本の山、特にこの岐阜県東濃地方には、「桧」「杉」があります。

そのほとんどが、植林です。使われなくなった植林、農業でいうと「耕作放棄地」

ここで話すと延々となってしまいますが。。。

 

この問題で、「国産材」が見直されてる。とも言われていますが、その反面国産材の値段の高騰も出てきています。

今まで安すぎるのもあったんで悪くないと思うのですが、、バブル的に上がってバランスが崩れて、、

 

簡単ではない。

 

山が負の遺産となっている状況。現状の森林組合の意味。超人手不足。

そして、農業と違い、常に「命に関わる仕事」だということ。

本当に簡単ではない。一時のキャンプブームでの「個人の山買い」(ブームで買ってまた放棄、ちょっと前の別荘ブーム)とかではなんともならない。

 

「樹」を育て伐採。乾燥製材して「木」となり。それを加工して家や家具やクラフトで「商品」となる。

これを当たり前にするには、あまりにも簡単ではない。

そんな流れに少しでも関わっているので、考えるとこはありますが。今日はこのあたりで。

 

そしてキャンプ宿KOHARUで共に過ごした、最前線で働く全国の「きこり」「山師」「空師」たち

ありがとうございます。ありがとうございました。

 

ちなみに「空師」って、特殊な技術で樹に登って樹上で伐る専門家です。「特殊伐採」とも言います。

日本でも数少ないそんな面々が、ここ中津川市にもいるんですよ。

今回は、そんな中津川市付知のK氏さんからの問い合わせで、コアな面々との出会いが実現しました。感謝です!

 

最後に、国と自治体さんにもお願いです。

まだ日本には、こんな人材がいます。気持ち良くて素晴らしい人材が。

手遅れにならないように。

 

ブログをご覧の皆様、コロナもありますが。中津川市(特に川上)に来てみてくださいね。

日本の山の現実が見れますよ。

もちろんそれだけではなく、逆に可能性も感じられると思います。

 

では、また。

 

 

KOHARU一同。