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2025年4月末(外国人含)

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世  帯 31,937世帯
中津川市に住もう

移住先の家選び、土地選び〜素敵な移住生活の為に〜

中津川に住もうスタッフ 2025年5月30日 金曜日

みなさんこんにちは!

今年度より中津川市の行政体制が、まあまあ変わったみたいでして。
多少(だいぶ)の困惑もあり、一緒に仕事していた、今からやろうとしていた方が突然去っていく。
今回は体制も大きく変わったのかなって。。そのうちクビ!!かぁ。。そんなことないとして。
まあ異動というのはしょうがないことですが、まあ寂しいというか、また一からかぁとか、
けど残ってくれる方もいますし。よかったかなと。
今のところ移住サポーターということは変わらない、中津川市川上の大畑です。

 

今回は、田舎への移住を考え、空家や古民家を手に入れて(もしくは借りて)素敵な生活を考えている方。
そんな方への、家選びと土地選びのほんの少しのアドバイスをと思っています。

 

①物件は、天気の悪い日、過酷な日に見に行く。
②家を見る前に家周りの土地を見る。
③その土地のハザードマップや防災体制を調べる。
④昭和40年代〜60年代の家は必ずシロアリを疑え。
⑤増改築を繰り返された古民家は大変。。
⑥水廻りの確認と排水先の確認(浄化槽なのか、下水なのか)
⑦今年度より変わった建築基準法。

 

その他いろいろあるのですが、
本当は「家に住むというより地域に住むということ」も大事かと思うのですが、
その土地で、民泊や飲食店など商売を考えてる方、晴耕雨読な生活を考えている方。
様々なライフスタイルがあるかと思いますので、ほぼ共通している家選びについての6点です。

 

①②はっきり言いますと、天気のいい日、気持ちのいい日に物件見に行きましても、大体が素晴らしく思うわけです。
雨の日に見に行き、雨漏りはもちろん、湿気を感じるか、周りの土地がどのように雨水が流れているか。
可能なら床下を必ず見せてもらう、コンクリートしていなかったら、土を触ってみる。床下の木材がカビてないか見る。
寒い日に行き床の冷たさを感じ想像すること。
もし家の裏のすぐそばが斜面なら、目に見えなくとも必ず水は家に流れ込みます。
家の周辺に側溝があったり、水が家側に入らないようになっているかなど。
家を悪くするのは、周りの環境ですので。
それをDIYで直すのは割と困難です。また費用も想像以上に増します。

 

③ ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、僕の実家は石川県珠洲市です。
最低でも物件がどのような土地なのか「土砂災害」「洪水」「崖くずれ」
このようなレッドゾーンがあるのか、ないのか。
市町村によって違いがあるのだと思いますが、危険な土地だと、その後のリフォーム、耐震工事等の補助金、融資が難しい場合もあると思います。
防災体制は、とても難しいです。正解は無いのかも。避難先はどこにあるのか、経路は危険ではないのか。
その土地独自のことを真剣に考えてる自治体を選んだほうが賢明です。
珠洲市の実家では、「二重災害」地震と水害にあいました。地震の復旧が終わらないまま、水害です。
「いい風景のほとんどが危険地帯です」

 

④ この時代の家。経験上、高い確率でシロアリ被害があります。
基礎の上に直接据えてる土台。閉鎖的になっているタイル張りのレトロなお風呂。あと意外に玄関。
だいたいシロアリいます。床下、家の周りの風通し、空気の流れが大事です。
①②でお話ししたことが全てシロアリ被害につながります。
そして、意外にも古民家と言われる、石の上に柱が立っている家。床下がふさがっていない家(激寒ですが。。)
使われている材料が、良質な木(地元の木)であることであったりし、シロアリ被害が少ないです。皆無かも。
そのかわり、リフォームした床下材料だけがシロアリに被害あったりしています。
補足で、被害にあっている家は、春先から5月〜6月くらいの晴れた日に、シロアリの成虫の羽アリが家の周りに飛んでいます。
被害にあっていない家ももちろんありますが、確率は高いです。

 

⑤ これも問題です。継ぎ足された部屋、離れ。何も考えず寒さ対策で塞いだ床下。
こういった家は雨漏りの原因になったりします。そしてシロアリも。
家の周りには何も置かない、継ぎ足さない。シンプルがベスト。

 

⑥ 一番お金がかかるであろう、「水廻り」。慎重に確認してください。
空家は水が止めてありますので、現物を確認するのは難しいかもですがしつこく確認してください。
専門的ではありますが、水道本管は以前は口径13ミリでよかったのですが、現在は口径20ミリにしなくてはならない的なこともあります。
もし商売やられる場合に改装される時に、配管、メーター全部取り替えなければならないことがあります。
各自治体に確認してくださいね。

 

⑦ 2024年4月より、建築基準の法が変わりました。
以前のように、気軽にDIYで!が難しくなる恐れがあります。ある条件では耐震、断熱等がリフォームでさえも義務化されます。
建築士さんに相談しなくてはならない場合も出てきます。
要するに、お金がかかるし、ややこしいということ。
その自治体で変わってくるのかもですが、確認申請が必要ない土地もありますので。
ここ中津川市川上もそうです。大げさな話どんな家でも建てられます(だいぶ大げさです、やってはいけないこともありますが、、)
自治体の建築課に聞けば、ある程度は教えてくれるかと思いますが。。

 

お役に立てるのかはわかりませんが、僕の経験上のお話でした。
またの機会で、セルフリフォーム(DIY)でのポイントやらコツなどお話できたらと思っています。
最後に、仕事で依頼されたよそ様の写真を載せれないので。
我が自宅のビフォーアフター写真で締めくくりますね。

「目指せ!素敵な田舎生活」きっとできますよ。
それでは、また!

Before1 古民家典型的田の字型の部屋


Before2 解体してすぐ


after