中津川市定住情報ポータルサイト
「中津川に住もう!」

中津川市へようこそ!山が近くて川がきれいで水も空気もおいしい

2024年3月末(外国人含)

人口と世帯
人   口 74,046人
男  性
女  性
36,372人
37,674人
世  帯 31,806世帯
中津川市に住もう

加子母地区は飛騨地方との境です

中津川に住もうスタッフ 2022年11月30日 水曜日

移住サポーターの田中浩子です。
中津川市最北の加子母という地域に夫婦でIターンをして早18年目。
里芋やニンニク、トウモロコシなど露地野菜を栽培する農家「たなか野菜畑」として暮らしています。

 

前回のブログ記事は2週間前。その時に「数日前に雪虫が飛び始めました。雪虫が出現すると1~2週間後には雪が降るなんて言われますが、まだ降ってもらっちゃ困ります。もう少し待っててもらいたいものです。」と書きましたが、幸運なことに(?)、まだ雪は降っていません。

山の上の方は白くなった日もありました。山が3回白くなったら里にも雪が降ると言われますが、その日も近いかなと覚悟しています。

 

畑では飛騨紅かぶの収穫の真っ最中です。飛騨紅かぶは飛騨高山の名物「赤かぶ漬」に使われるカブとして知られています。
暑さにとても弱くて寒冷地で栽培する野菜ということになります。ということで標高が430〜720mの加子母は栽培に向いているかなと思っています。

中津川市は美濃地方に属しますが、中津川市の市街地から北上して加子母地区を越えると、そこは飛騨地方の下呂市です。ですので、飛騨地方と隣接していることを実感することはたくさんあります。
まずは車のナンバー。国道を走っていると岐阜ナンバーだけではなくて飛騨ナンバーもかなり多く走っています。また、加子母地区では「飛騨牛」を飼育している農家さんも多くいます。

それから冬のお天気!冬の美濃地方の天気は太平洋側に近くて晴天が多いんですが、飛騨地方は日本海側に近くて曇天や雪の日が多くなります。
加子母地区では、日によって変わる・・ということがあります。天気予報では美濃地方は晴れ、飛騨地方は雪の日だとします。同じ天気予報が出たとしても加子母では晴れる日(美濃地方の日)と雪が降る日(飛騨地方の日)があり得るんです。加子母ではしっかりと雪が積もっていても峠を越えて中津川市内に行くと晴れてるなんてこともあります。
加子母地区の真上で雪雲と晴れ間がせめぎ合ってるんです。まさに境目。

 

地理の話のついでに、御岳山からの近さもアピールしておきます。
地図を見てもらうと分かるのですが、加子母地区から御嶽山までは10数キロしかありません。御嶽山が噴火した時には硫黄の臭いがしたほどです。でも、里からは御嶽山は見えません。山の上に登れば見事な御嶽山が見えるのですが、あまりに近すぎて谷部分にある里からは見えないんです。

 

畑の方はというと、大豆の脱穀も終了です。加子母地区の在来種・青豆。後は選別作業です。
西方いもをムロに納めて、飛騨紅かぶを収穫し終えたら農閑期=冬休みです。