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2024年3月末(外国人含)

人口と世帯
人   口 74,046人
男  性
女  性
36,372人
37,674人
世  帯 31,806世帯
中津川市に住もう

「少しずつ、少しずつ」(移住サポーター)

中津川に住もうスタッフ 2021年12月27日 月曜日

こんにちは&メリークリスマス。

中津川市川上で、生活し、とりあえず根付いているであろう、サポーターの大畑です。
今年もクリスマスがやってきました。
セルフリノベーションで6年(5年だと思っていたら6年でした)
かかって完成した古民家(想像するような立派な古民家ではないです)
に入居して1年が経ちました。

おかげさまで、キャンプ宿も開業し、リノベーションの仕事や、木工作品の製作。
そしてサポーターの業務など。何足かのわらじの生活を大成功!というわけではないかもしれませんが
いろんな人とも出会え、それで生活ができています。
あっ!サポーターは仕事ではないですけどね。

嬉しい限りです。ありがたいことです。(まぁ色々とありますが。)

今日は、サポーターについて。

「活動」

よく言われます、「いい活動されてますね」「まちづくり」「面白いことやってますね」
ごめんなさい。そんなつもりは全くありません。
この土地で開業し、生きていくためには。
自分ができない魅力的なことやってくれる人、この土地の魅力(マイナスと言われてることも含め)を活かし生きていける人、
甘えない人、無理に群れない人、傷の舐め合いじゃなく普通に助け合える人、面白い事やろうよ!何て言わない人。
当たり前の事をやれる人。
そんな人が来てくれたらなって、そしたら自分にとってもプラス、将来多分ここの土地にもプラスに。
そのためにも僕はここで、自力で開業し「キャンプ宿」をOPENさせ、地元の人にも理解してもらい。
外から見る方にも実際に見てもらうしかないと思い、ようやく今年5月に開業できました。

ここ中津川市川上(かわうえ)地区は、中津川の中でも人口減少率が高い地域です。
徐々に、徐々に、どうしようもない事情、世の流れで、人口が減り。そして何十年も経ち今の現状がある中。
日本全体が人口減少の中。ここがすぐに爆発的に人口が増え、空家が埋まる事なんてない。
少しづつ、少しづつ、けど着実に。そう考えています。
各地で、「移住イベント」や「移住セミナー」。そして「○○法人なんとか」とか湧き出てきてますが。
僕自身、サポーターとしてセミナーで喋ることもあります、そんな自分へも含め
イベントやってお客さんの参加人数数えて成功!なんてことがないように。

平成の時代、イベントをやり成功したと思い続け、そのイベントをやり続けることが負担になり、いつ間にか趣旨がそれ
いわゆる「イベント疲弊」になってしまい消滅。

そんなことを繰り返さないように。

表に見える派手な活動されてる方、団体以外に、ひっそりと地域に根付き、その人に会い見て、また根付く人がいる。
そして、地元に生きてきた方の中にもそんな方たくさんおられます。
事実そんな地元の方にここで生きるヒント、将来性、可能性を教えてもらいました。
真にそんな力強い人が生きていっています。

僕は、そんな人に間違っても「いい活動ですねぇ」とか「面白いことやってますねぇ」という薄っぺらい言葉はかけれません。

そういえば、僕が中津川市の街中で3年間くらい生活している時期。
近くに、たった一人で街中や、道、河川敷に至るまで、地道に本当に地道に、掃除(それが尋常ないくらいな掃除)草刈り、土の除去
をやっている方がいました。ほぼ毎日です。
なんでそんなことやっているのか?変わった人だなぁって思っていましたが、
少しづつ、少しづつ、綺麗になっていき、本当に綺麗になっていくんです。これは驚愕でした。
けど、そんな人が、どこのメディアにも取り上げられず、自治体も取りあげない(もし取り上げていたら御免なさい。)
どこかの団体さまが奉仕活動しましたと、横並びで写真撮られて報道されてるのに、これも良い活動だとはもちろん思いますが。
この人が本当に「活動」されてる方ではないでしょうか。マジリスペクトです。

〜人生フルーツ〜  津端修一さん。(奥様の英子さんも)

津端修一さん。 綺麗ごとではなく、自分が納得いかないからやり続け、それを見て人が集まり、感動して勇気づけられる。
いつの間にか人が集い街が生きていく、その道を作ったと感じたら、そっと身を引く潔さ。
そして最後の仕事で素晴らしいものを残す力を出せること。

〜奇跡のリンゴ〜  木村秋則さん。

木村秋則さん。 信じたことをやり遂げる、自分が弱いことも感じてもやり続ける。それを見て何かを感じ追従していく人が出る。

賛否両論、いろんな感じかた、いろんな意見あると思いますが。
僕は、この二人が好きです。こんな風になれないよなって思いますが、とにかく好き。

「まちづくり」も自然にいつの間にか活きてきたねが理想なのかなって思います。
それが本物なんだろうなって。
時間はかかるかもしれないけど、ゆっくり、少しずつ、けど着実に。

今年もいろんな人にお世話になりました。
新しい出会いもありました。
本当にありがとうございました!

2022年、僕にとっても、家族にとっても、皆さんにとっても
穏やかな、素敵な年となりますように。
良いお年を!

おまけ 中津川市川上の雪の我が&キャンプ宿。
この土地の可能性感じに来てみてくださいね。