中津川市定住情報ポータルサイト
「中津川に住もう!」
東濃ひのきの産地中津川では、木で作る家具や工芸品などのお店も多くあります。おひつや木風呂、セイロ、酒器など様々です。中津川市付知町では父親の代から続く「曲げわっぱ」の技術を受け継ぎ曲げ職人として活躍をしてみえる「森の名手・名人100人」に選ばれた職人も居ます。
桧・杉などから薄く削り取った木材を円形に曲げて作られた「曲げわっぱ」と呼ばれるお弁当は古くは1602年当時杣夫(そまふ)が杉の柾目板を割って、曲げ物の器を作り、それを弁当として利用していたことが始まりといわれています。
「わっぱ飯」とは曲げわっぱの中にダシ汁で炊いたお米と、お米の上に旬の魚介類や山菜などをのせて、わっぱごと蒸して作る郷土料理です。
ご飯が温かいうちは余分な水分を吸収し、冷めてくると今度はご飯が硬くならないように水分を補ってくれる木の調湿度作用や、ほのかに香る木のにおいでおいしさがより引き立たされ、一度食べたら忘れられません。