中津川市定住情報ポータルサイト
「中津川に住もう!」
これから中津川市へ移住定住をお考えのかたの参考にしていただくため、実際に移住定住された方にお話をうかがいました。
駒場在住 金岩誠五さん 2013年10月掲載
兵庫県で生まれ、芸術大学を卒業後は兵庫と京都を行き来していました。中津川への移住は、妻の実家があったことが大きな理由です。中津川では妻と2人で暮らしています。
現在は演奏家として、自ら製作した楽器で演奏会をしています。演奏で使う楽器は竹で作る「竹製管楽器」です。切り出した竹がマウスピース(楽器の口の部分)に似ていることで製作を思い付き、気が付けば竹製管楽器の製作、演奏家として活動するまでになりました。1つの製作に1~2ヶ月かかり、使う竹も1~2年寝かせるところから始まります。今使っている竹は京都のものですが、いつかは中津川の瀬戸の竹を使ってみたいですね。(瀬戸の筍(タケノコ)は昔から全国的に有名で料亭でも扱われます。)
結婚式場や関西でのライブ、声が掛かるのは嬉しいことです。これまでにヨーロッパ、アメリカ、インド、東南アジア、アフリカなど、各地で演奏活動をしてきました。
竹が近くにあるのは製作活動でも良い刺激になります。田舎は不便だと思われがちですが、今はネット環境が整っていればどこでも変わりないと思います。
演奏活動の傍ら家庭菜園もしています。中津川は困らない程度にお店もあり、雪もあまり降らないし、都会より暑くなく過ごしやすいです。不便な面は感じたことはありませんが、強いて言えば道が狭いことと、ヘビがよく出ることでしょうか。
地域で行う神社の清掃に参加したり、移住先のご近所さんとの付き合いも大切にしています。地域の人は優しいですし、穏やかな人柄の方が多いです。一度は住んでいただきたい町だと思います。恵那山がよく見えるのもいいですね。環境もよし。人柄もよし。すっかり中津川の暮らしに溶け込んだ気持ちです。いつか中津川市のイベントに演奏家として参加したいですね。
※金岩さんは中津川市内外で演奏活動をされており、また、演奏活動をまとめた本も出版されています。詳しくは、金岩さんのサイトからご覧いただけます。