中津川市定住情報ポータルサイト
「中津川に住もう!」

中津川市へようこそ!山が近くて川がきれいで水も空気もおいしい

2025年3月末(外国人含)

人口と世帯
人   口 73,001人
男  性
女  性
35,864人
37,137人
世  帯 31,883世帯
中津川市に住もう

移住者体験談

これから中津川市へ移住定住をお考えのかたの参考にしていただくため、実際に移住定住された方にお話をうかがいました。

中津川へ移住しました

中津川市坂本地区在住 渡利 千代子さん 2025年3月掲載

 

ご出身:京都府
移住元:愛知県名古屋市
現住所:中津川市坂本
ご職業:自営業(mimosa.crepe)

愛知県名古屋市から娘さんご家族と移住し、中津川で自然や地域と共に暮らすことを選択。
現在はキッチンカーで「mimosa.crepe」を営んでいる渡利さんに、中津川への移住についてお話をお聞きしました。

 

Q1 「移住」はいつ頃からどのようなきっかけで考え始められましたか。

移住前は、名古屋市北区に住んでいました。周りがどんどん開発されていき、そのこと自体はとても嬉しく思っていましたが、私自身子どもの頃は自然の中で過ごしていましたので、週末は郊外に行くことが多くなっていくなかで、孫を自然の中で育てたいと娘(母親)と気持ちも固まり、引っ越し先を探すようになりました。

 

Q2 中津川市にIターンを決めた理由はなんですか?

中津川は、娘の小学校時代に野外教育実習で知っていましたし、「栗きんとん」で有名でしたので何度か訪れていました。それと、私の母の実家が土岐市にありまして、子どもの頃からこちらの方も馴染みがありました。

令和4年10月に中津川市と恵那市が合同で開催していた移住体験ツアーにたまたま参加し、それから扉が開くように移住の話が進んでいきました。
最初はお隣の愛知県春日井市辺りを検討していましたが、ここまで飛んでくるとは思わなかったです(笑)。

 

Q3 中津川市でやりたかった事は、どんな形で実現しましたか?

中津川に来てやりたいと思っていたことは、「地域になじむ」ことと、「自然の中で暮らす」ことです。
キッチンカーで仕事をしていますと、毎月同じ場所で出店していくと顔なじみの方が増えてきます。また、中津川市は四季折々のイベントが多いので、そちらへの出店が家族にとっても楽しみのお出掛けになっています。イベント出店に際して、そこでの関係の方々との出会いもまた地域を知る意味で深くなり楽しみの一つです。

私は個人的に昆虫が好きでして、「あーいたの!」って、知り合いに出逢うような感覚で楽しんでいます。昆虫好きが少し知れ渡ると、娘は職場で、「クワガタムシもらったよ」とお土産があり、毎年育てて羽化することが当たり前になっています。

 

Q4 Iターンで生活はどんな風に変わりましたか。

朝の目覚めが、カーテンを開けて外の風景を見て、霧の日はお天気が良くなるねとか、鳥の声に耳を澄ませ、姿が見えると何の鳥か調べたり、と一日の会話が始まり、自然に目を向けることが増えました。

また、日々、自然に感動しています。娘や孫の送り迎えする車から見える、ぱっと開ける山並みは市内にも多くあります。そんな風景が好きです。霧に包まれた山々を「絵はがきみたい」と娘と盛り上がることもあります。

 

Q5 Iターンして良かったことは何ですか?

生活の仕方(スタイル)を選ぶことが出来たことです。今の住まいを決める前に、違う地区で住まいを借りて、娘の職場と孫の学校を軸に見て回ることができました。中津川市に根を下ろすという意味で、じっくりと探すことが出来ました。

娘の職場では親身になってくださる方との出会いや、孫も伸び伸びとした毎日を送らせていただいた園に感謝しています。そうですね!感謝する日々を送っています。

 

Q6 Iターンして苦労していることはありますか?

やはり寒さですね(笑)。厳しいとは聞いていました。草木も一緒に引っ越しましたが、こちらの気候に合うように教えてもらってから植え替えしたりしています。

あと、個人的に映画が好きなのですが、近くにないので、「行くぞ!」という気にならないと映画館まで行けないことが残念です。

 

Q7 Iターンしてこれからしたいことは何ですか?

今はキッチンカーで「mimosa.crepe」を営んでいますが、いずれは店舗「mimosa.cafe」を開くことが夢です。
私自身保育士だったという経験がありますので、カフェに絵本等を置いて、子どもも親さんもくつろげるようなカフェを開きたいなと思っています。


 

Q8 中津川に来てから感じる、中津川の魅力はなんですか?

なんといっても自然の多さかと。昔をふっと感じさせてくれる名所が多いこと。まだ残る道々のせせらぎや古木を守る町並み、少し足を伸ばせば山や木々と澄んだ川があります。
五感が感じる情報が殆ど自然からです。自然と会話をして、原点に戻る。ですので、他県や海外から訪れる観光客が多いのはそのはずだと思います。

 

Q9 移住、起業にあたり、利用した制度等はありますか。

補助金等の制度は残念ながらタイミングが合わず使うことが出来ませんでしたが、「中津川商工会議所」や「まちなかラボ」のサポートを受けられたことは、キッチンカーの開業に際しとても力になっていただきましたし、今現在も相談しながら続いています。

 

Q10 これから移住をお考えの方へのメッセージをお願いします!

こちらに移住をして思うのは、人と人の距離が近いこと。移住に対してとても親身で、ウエルカム!という感じです。起業に関しても、商工会議所では必要なセミナーやアドバイザーを紹介してくれます。
まちなかラボでは、やりたいことを、話をじっくり聞いて具現化することから始めてくれます。実際こちらで起業された方のセミナーや日曜ラボという形で相談会を開いたりしています。

それと、移住したからといって何か大きなことをしなければならないことではないと思います。暮らしていくこともこの土地の軌跡を知ったり、出会いから生活の地を学んだりそんな出会いがきっとあります。
ご自身の「こうして日々を送りたい」を応援してくれる街です。